唐突ですが、サンバルって知ってますか?
マレーシア・シンガポール・インドネシアでは家庭食として親しまれている辛いソースのことなんですが、これが真剣に美味しいので辛党にはぜひ召し上がっていただきたい。
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辛党には超絶おすすめのサンバルチリソース
シンガポール人の同僚にランチ時にたまたま味見させてもらったんだけどあまりに旨辛すぎて絶賛したら喜んで10本くらい買ってきてくれたのです。ちなみにシンガポール人やマレーシア人ってめっちゃいいやつらばっかりなのです。
サンバルはマレー語で「ソース」を意味するらしいんですが、写真にあるようにTerasiとかBajakとか、チリソースに何を混ぜるかで様々な種類があるそうです。シーフードを混ざってるのが代表的らしいんですけど、言ってもほぼ赤唐辛子を磨り潰したものがソースの大半を占めているのです。
スーパーでボトルやパックで売っているらしいのですが、だいたいは家庭で自分達で作るそうです。唐辛子すりすりして。日常的にこんなチリソースを大量消費する国シンガポール&マレーシア。個人的には大変胸アツな国ですわ。
気になる中身はどんな感じ?
さて、早速ぱかっと開けて使ってみました。
見た目こんな感じ。なんか韓国のコチュジャンや中国の豆板醤みたいに見えますよね。でもこれ、全然違います。コチュジャンみたいな甘ったるい辛さじゃなくて、なんていうかもっとサッパリ豪快な辛さというかほんとに唐辛子を食ってるみたいな辛さです。
どちらかというと豆板醤に近いかもしれないけど、もっと辛さに深みのある辛さですね。うん?わかりづらいかな?
でもとにかく美味いんですわ。僕はコチュジャンや七味唐辛子よりももはやコレの方が好きですね。本気で世界中の辛党におすすめしたい。
もう一種類の方はこんな感じ。見た目ほぼ変わりませんけど、味というか風味がちょっと違います。どちらもいけますね。
サンバルはどういう風に食べるのか?
優しい同僚がこちらも恵んでくれました。NASI LEMAKっていうマレー風のスチームライスにアンチョビがごっそりはいったソースをかけるやつ。マレーシア料理もこういうレトルト食品があるんですね。
サンバルを僕に美味しく食べさせたいがためにマレーシア料理までもってきてくれるなんで、どんだけ優しいのか。
この料理にはSambal JjoというグリーンチリタイプのサッパリSambalがグッドマッチングということでおまけもつけてくれました。
やっぱり赤いサンバルもいれちゃいましょう。Sambal Terasiってやつ。こちらはSambalの中でも特に辛いタイプのやつで、好みです。
これはもうアンチョビソースにこんもり入れちゃいます。
ざっと作ってこんな感じ、赤いソースに揚げたアンチョビがゴロゴロ入ってます。ここにサンバルで激辛にカスタマイズして最高。左上がグリーンチリサンバルですね。この赤いソースはトマトベースっていうか、なんと表現したらいいかよくわからんけど美味しかったよ。
サンバルは日本食や中華料理にも全然合う。
今回はマレーシア料理でサンバルを使っていますが、普段は日本食や中華にもガンガン入れています。正直、辛くしたいと思うものであればなんでも合いますね。
- カレーライス
- 餃子、焼売、ワンタン
- チキンやポークグリル的なやつ
- チンジャオロース
- 麻婆豆腐
- 牛すじ煮込み
- サラダ
などなど。
サンバルは日本でも手に入ります!
サンバルは本家のマレーシアやインドネシアでもたくさん種類があるので、今回僕が紹介したのと同じものを入手するのは難しいかもしれません。でも、サンバルソース自体はネットショップでも手に入ります。
【追記】友人にも試してもらいました。
先日日本に帰国した際に辛いもの好きの友人にお土産でサンバルを買ってきてあげました。あまり期待していなそうでしたが、後で聞いたらめちゃくちゃハマったとのこと(笑)
結局いまは自分で楽天で買っているみたいですね。
というわけで、辛党好きはマジでハマること間違いと保証しておきます。騙されたと思ってぜひ試してみてくださいね!