ダイエット

RIZAP(ライザップ)に行かないと痩せないデブは一生痩せれません【断言します】

こんにちは、5ヶ月で約14キロ痩せたhassy(@pukapukalife)です。

僕は95キロの超デブから81キロまでほぼ自力で痩せました。

痩せてみて思いましたが、もし僕がRIZAP(ライザップ)のようなパーソナルジムに行っていたとしたら絶対に痩せられなかったです。

もちろん短期間では痩せますが、長期的に見ると無理です。必ずリバウンドして体重をまたガツーンと戻してしまってたはずです。

もしあなたがすでにライザップに通うつもりだったなら申し訳ないのですが、これだけは言わせてください。

「ライザップに行かないと痩せない人は一生痩せられません。ダイエットで成功したいなら自力でやるべきです。」

今回は、自力で痩せた僕がこのように断言する理由と、具体的にどうすべきかをお話します。

きっと、こんな人のお役に立てます。

  • これからライザップに通いたいと考えている人
  • ライザップに行きたいけど時間とお金がない人
  • ライザップに行ったものの失敗しまった人

それでは、どうぞ。

ライザップに行く人にありがちな考え方

どうしてデブは高いお金を払ってライザップのようなパーソナルジムに行くのか?

同じ道を通ってきた僕にはよくわかってまして、こんな理由なのでしょう。

  • 自分ひとりの力で痩せることができないから。
  • ダイエットを何度やっても失敗してしまうから。
  • ひとりで痩せようとしてもモチベーションを維持できないから。
  • ダイエットのやり方がわからないから。
  • できるだけ早く痩せたいから。

まとめると、ライザップに行ってダイエットを強制化することで短期間で理想の体を手に入れたいという思いです。

これが実現できるのがまさにライザップの価値なので、みんな通いたがります。

でも、よく考えてみてください。

これまで何年もかけて太ってきた人が、2ヶ月という短期間で理想の体を手に入れるためにどれだけ厳しいダイエットに耐えなければならないかをイメージできますか?

たとえ2か月間で痩せたとして、その後のひとりになった自分がどう過ごすかをイメージできますか?

超短期間でデブが痩せる努力は地獄に等しい

もしあなたが極端に太っているなら、2ヶ月という短期間で理想の体を手に入れるのはめちゃくちゃ厳しいです。もう地獄ですよ。

すでにライザップに通う気満々で、痩せたあとの華々しい自分をイメージしている人はこのことを忘れがちです。現実はあなたの想像をはるかに超えて大変ですよ。

たとえば、1ヶ月で5キロ痩せた僕はこれだけのことをやりました。

参考①:体重100キロのデブが1ヶ月間集中ダイエットしたら5キロ痩せました。

参考②:デブが糖質制限したら3週間で5キロ痩せました。

どちらも期間が1ヶ月前後である理由は、これ以上長いと辛くて集中できないからです。

海外で派遣社員としてまったりと働く僕は完全にストレスフリー。大人のお酒の付き合いや誘惑は一切ありません。

それでも1ヶ月以上は集中してダイエットを続けれないのに、日本というストレス社会でフルタイムで働く人がどれだけ大変な思いをすることになるか。きっと、鋼のような根性が必須になるはずですよ。

短期間で痩せるために超大変な4つのこと

短期間集中で痩せることのいったい何が大変なのか、例を挙げてみます。

  1. 糖質制限:
    基本的に炭水化物はとれません。白米を1日茶碗一杯以下に制限して、毎食サラダや大豆中心の低カロリー食にする。量は少なめ。揚げ物は絶対禁物。常にお腹が空いている状態です。
  2. 休めないトレーニング:
    短期間で痩せるには運動を休むことなんてできません。ライザップは50分以上の筋トレを週に2回としてますが、この運動だけでは不十分なので、日々の運動量も増やす必要あり。痩せなければさらに食事を厳格に管理する。
  3. 他人との付き合いを全部断る:
    友人や同僚の飲み会・食事会の誘いも断らなければなりません。断らなかったとしても飯は食わない酒は飲まないでは楽しめません。
  4. 仕事とのダブルストレス:
    仕事で抱えるストレスに加えて日々の空腹やトレーニング後の筋肉痛に耐えなければならない。体重が落ちないと焦ってそれもストレスに。

こんな具合ですが、あなたはこれらのすべてを2ヶ月間ずっと耐え抜く自信がありますか?

太っている人がそこまで太ってしまった最大の要因は自己管理ができないから。基本的には我慢ができない人が多いです。僕も含めてですが…。

そんな我々にとって、この苦行のような我慢の連続はかなり非現実的です。

地獄のダイエットを終えた後のリバウンドが怖い

実際のところ、辛さを乗り越えて2ヶ月の短期間ダイエットに成功する人もたくさんいます。

ただ、その後どうなってしまうかまではわかりません。

ライザップのダイエットプログラムを修了した人たちがどうなったか。そういった個人情報は残念ながら公開されていません。

ただ現実として、ライザップで痩せた芸能人やタレントの中で体型を維持できてるのが一握りしかいないという事実は明らかです。

参考:ライザップで失敗した芸能人たち | ほとんどリバウンドか!!

他人に見られる職業の彼らがそうだと考えると、一般人ならもっと多くなるはずではないでしょうか。

体はすぐに変わっても脳は簡単には切り替えられない

人生で何度もダイエットをしてきた僕の経験からいえば、短期間で達成したダイエットほどその後の体型維持が難しいです。

これには明確な理由がありまして、体重はすぐに落とせても太ってる人特有の考え方や癖のようなマインド部分がすぐには変えられないからです。

僕はこの考え方のことを「デブ脳」と呼んでいます。

ちなみに、デブ脳を診断する簡単な心理テストがあります。

Q.質問です。

あなたはお友達から超豪華なディナーに招待されました。

霜降り和牛ステーキ・鮮魚のお寿司・黒毛和牛のハンバーガー・伊勢海老のクリームパスタ・有名パティシエの本格スイーツなどすべて食べ放題だそうです。

本来3万円のコースを無料で招待してくれるそうです。

しかしあなたはちょうど1週間前からダイエットを始めたところ。

さて、どうしますか?

ここで「行く」と即答する人はデブ脳を持っている可能性が高いです。

ダイエットを始めて1週間後というのは、あなたにとって一番大事な時期。ここで食べ放題に行ったらダイエットは中断され、また一からやり直すことになってしまいます。

それでもここで美味しいもの食べまくることを選択しまう。そんな考え方が「デブ脳」なのです。

デブ脳とはどんな考え方?
  • カロリー高いもの=美味しいものという考え
  • 味が濃いもの、甘いものをたくさん食べたいという欲求
  • 1日3食お腹いっぱい食べるのが当たり前という考え
  • 食べる量が少ないと満足できないという脳への刷り込み
  • 日常のストレスを食べ物で軽減できるという考え
  • 食べ物を残したらもったいないとい考え
  • 貰ったモノや大盛り無料は食べない理由がないという考え
  • 特別な日は食べてもOKという考え
  • 早食いの癖
  • 胃袋の大きさ
  • 太ったら太ったでいいや、幸せなら。という考え
  • 運動は明日から頑張ろうという考え

挙げるとキリがないですが、要はこのようなデブの脳ミソにプログラムされしまった癖・習性のことです。

「こんな食生活は太る」って頭では分かっているのに直せなかったりしませんか?

それは、あなたの脳が無意識レベルで欲しがっているから直らないのです。

つまり、一度頑張って痩せたとしてもデブ脳を完全に消滅しない限り、何度でも元々の体型に返り咲くということです。

そして、長年かけて形成してきたデブ脳をたった数ヶ月で消滅させることは不可能です。

デブ脳を解消することは一生できない理由【持論】

痩せてもリバウンドしてしまうのは、体重は落ちても考え方が変わっていないから。

たとえば、あなたが1ヶ月で10キロのダイエットに成功したので、自分へのご褒美にラーメンを食べたとします。

ラーメンは太りやすい食べ物なので、今日食べたなら次は1ヶ月くらい時間を空けるのが理想ですよね。

そして翌日のランチタイム。先輩に「ラーメンおごってやるよ」とお誘いがありました。

あなたはここで「昨日食べたので和食でお願いします。」って言えますか?

ほとんどの人は「まじすか!あざっす!」と2秒で返事して、2日連続でラーメンを食べてしまうんじゃないでしょうか?

無理もありません。だって、性格やキャラとも言えるこのような習慣をたかだか2ヶ月そこらでいきなり変えるのってがまず無理な話です。

むしろ、このデブ脳は一度身につけてしまったら二度となくならないのではないかと僕は思っています。

僕自身、これまでに何度も痩せてもこの考えだけは1ミリも変わらないのです。

そうなると最後の手段は「徹底した自己管理能力を身につける」しかありません。

ライザップだけではデブ脳を克服できない理由

自己管理能力とは、自分がどれだけ食べたいと思ってもその欲求を遮る能力です。

これを身につけるためには、文字通り自分で自分を管理する訓練をしなければなりません。

かれこれ6ヶ月くらい僕は自力でダイエットをしていますが、この自己管理能力をモノにするにはまだまだ時間がかかると感じてます。おそらく早くてももう数ヶ月、遅ければ数年かかります。

それを考えると、他人に自分を管理をさせるライザップのプログラムだけでは、自己管理能力を身につけられるとはまず思えません。

他人に管理されると自己管理能力は上がらない

自分でやってみてわからなかったことを専門家に相談することに異論はありません。これはただ専門家にサポートしてもらっているだけです。

一方で、食事指導やトレーニングメニューをすべてを他人に管理してもらうとなると、もはや自己管理ではなくなります。

他人に管理してもらっていると自分の頭で考えなくなるので、さらに自己管理能力は伸びません。

自己管理能力が身につけられないと、プログラム修了後に自由になった途端、自分の欲求のなすがままになってしまうかもしれません。そうなれば一気にリバウンドしてすべてが台無しになる最悪のパターンが待っています。

これがライザップで他人に管理をされながらダイエットをする最大のデメリットだと僕は思います。

仕事や勉強でも同じですが、結局手取り足取りよりも自分でやってみる人間の方が強いもので、ダイエットも同じです。

痩せるのに時間をかけた方がかえって自己管理できる説

ダイエットするからには早く痩せたいという気持ちはわかりますが、早く痩せようとすればするほど、体型と脳に刷り込まれた習慣の間にギャップが生まれてしまうので、自己管理をするのが大変になります。

そこで、あえて時間をかけて着実に痩せながら自然にマインドチェンジをしていくという手段もあります。

僕の場合、「来週・来月までに少し減ってたらいいな」くらいで取り組んでますが、辛さをあまり感じないので自分の欲求をうまくコントロールしながらダイエットを続けられています

参考:筋トレダイエットだけで5ヶ月で13.8キロ痩せた男の成果報告まとめ

ライザップのように2ヶ月で結果を出そうとするからキツイのです。ゆっくり痩せればそこまで苦労をする必要はありません。

自己努力+ライザップという選択肢も持とう【重要】

とはいえ、ライザップのようなパーソナルジムの短期集中ダイエットプログラムを全否定しているわけではありません。

そのノウハウやプログラムの質は素晴らしいものなので、いずれ活用していくのは全然アリです。

ただし、とにかく痩せたいからという一心で通い始めてしまうと、失敗して大金のムダになる可能性があるということだけ頭に入れておいてほしいです。

失敗する確率をできるだけ抑えながらライザップを活用するなら、こんな方法を提案します。

  1. ダイエットについて最低限の知識を自分で身につけておく。
  2. しばらく自分でトレーニングをやってみて、痩せられるところまで痩せる。
  3. 行き詰まったらプロに頼るつもりでライザップへ行く。
  4. さらに良い結果を出して、ダイエットの知識やノウハウにもより詳しくなる
  5. 一生もののダイエットノウハウを活用して、体型維持のためのダイエットをその後も続ける。

このように自己努力ステップを踏んでからパーソナルジムへ行けば、すでに減量食習慣には体が慣れているし、体力の土台もできているので、よりラクにプログラムに臨めるはずです。

ダイエットにある程度の時間をかけていることにもなるため、自己管理能力もより高められます。

大金をドブに捨てないためにも、自分でできるところまでやってからパーソナルジムに頼るという選択肢をぜひ持ってください。

自宅でできるライザップのお試しプログラムから始めてもいい。

いざライザップに通おうとすると、入会金が5万円、最安の2ヶ月コースで30万円、アフターフォローを含めると総額40万円近くになってしまいます。

いくら分割払いができても、40万円は普通の人にとって決して安くはないです。

そこでライザップスタイルプログラムというライザップのお試しプログラムがあります。これなら本来のライザップ価格のほぼ10分の1で、専門カウンセラーをつきで徹底したダイエットが自宅で実践できます。

別にライザップにこだわってないよって人は、スマホで専門家に相談できるFiNCプレミアムあたりも安くて便利です。

デブのダイエットは永遠につづくと覚悟しよう

厳しい現実ですが、脳に刷り込まれたデブの潜在記憶は一生残り続けるため、1度太ってしまった人は痩せても気を緩めるとすぐに逆戻りしています。

これを避けるためには、一生ダイエットをし続けると覚悟するしかありません。

もしあなたが本当に痩せたいと心から願うならば、一時的な減量のために投資するのではなく、これから自分が生涯をかけてダイエットに取り込むという気持ちダイエットにお金を投じてください。人生は長いですからね。

でも、焦る必要もありません。自分ができるところから1歩ずつはじめてみましょう。

ABOUT ME
hassy
hassy
グルメ巡りと海外旅行がライフワーク。自営業をやったり海外で働いたりと基本的にフラフラ生きてます。人生がより楽しくなるような情報・知恵をひねり出してアウトプットします。(経歴:大学時代に世界一周→SIer企業で海外営業→フィリピン起業&撤退→中東駐在→フリーのWEBディレクター)