台湾の話です。宿泊しているホテルが龍山寺駅近辺だったのでご飯は駅周辺で食べていたのですが、ずーっと気になる屋台のお店があったんですよ。
龍山寺近くに裏道でひっそりと営業する屋台

ココです。わかりづらい?実は右側の暗闇の中にあるんですよ。なんせ隠れ屋台ですからね。隠れていてすごくわかりづらんです。
この通りは以前紹介した龍山寺にあるスペシャルなスターバックスコーヒーの裏にあります。上方に見えているレンガの建物がスタバです。
スタバの話はこちらの記事を見てくださいね↓
近くに寄るとこんな感じ。

こちらは麺線の屋台なんですけど、おばさんが一人でやっているような本当に小さいお店なんですよね。名前っぽいの書いてあるので紹介したかったのですが検索しても出てこない漢字なので諦めました。
小さいのに結構お客さんが多いので美味しいというのは行く前からもう直感でわかってました。
だだ、いかんせん朝しか営業していないという超個人店で、朝といっても具体的に何時から何時までなのかもわからず、たぶん売り切れたら営業終了という感じだったので、早く起きられない僕はなかなか食べにいくことができなかったんです。
というか麺線って台湾人の朝ごはんなんですよね。
麺線を知らない人へ
麺線といえば一番有名なのは「阿宗麺線」があります。ここはもう何度も行ってます。
行ってるというか、お店の前を通ると体勝手に吸い込まれて勝手に食べちゃうみたいな。だから結果的にいっつも食べてるみたいな怪奇現象なんですけどね。まぁそれくらい美味しいということです。

いつも並んでる人気の「阿宗麺線」。これは西門町店です。

どお?美しいっしょ?かつおだしのスープに独特の麺がからんでいて具にやわらかい豚モツが入っているB級グルメです。超美味しいです。これまずいっていう人は味覚がおわってるんで台湾に来る資格はありません。
なんでそんなに強気なの?笑
気になる屋台麺線の味は?
台湾旅行最終日、ついに営業中のおばさん屋台に遭遇することができました。すでにビーフンを食べてきてたのでお腹空いてなかったのですが台湾グルメレポーターとして食べないわけにはいきませんでした。ちなみに嫁は呆れて帰りました。
台湾人の中にひとり紛れて麺線の小を注文。当然ですが台湾語しか通じず「小」の文字を指差してなんとか注文できました。

出てきた麺線がこちら。芸術的に美しいです。この麺線にはモツだけでなく牡蠣も具に入っています。贅沢ですね〜。おばちゃんの優しさと愛情がつまった屋台飯って感じです。
食べました。最後の汁一滴まで食べました。旨かったのひと言しかありません。
美味しくてさっきご飯食べたことを忘れてしまいましたね。
阿宗麺線で食べると麺線のスープって酸味が効いてるって印象が強いんですけど、これを食べるとそうでもなかったです。酸味よりもかつおの味が効いてるって印象の方が強く、僕はこっちの方が好きですね。

途中からは目の前にある唐辛子や醤油なんかで少し味を変えて楽しめます。
しかし屋台にしてはキレイですよね。台湾の屋台とかお店って遠目は汚いんですが近くに来ると意外と綺麗で清潔なんですよね。そういうところ好きです。
まわりの現地人のお客さんたちは麺線を食べ終わると近くにある水道でどんぶりを洗っておばさんに返していたので僕も食べ終わってから同じように洗おうとしたら、おばさんも回りのお客さんも「いんだよ君は洗わなくて!」みたいに言ってくれました。
なんというか、外国人に対する台湾人の優しさと思いやりに触れた瞬間でした。
美味しい麺線を台湾人に感謝です。みなさんも龍山寺駅近くに朝方来ることがあればぜひここで麺線を^^
戻ってきてベラベラ興奮気味に語ってたんでよっぽど美味しいんだと思います。